池上季実子 伝説の映画「HOUSE」で大林監督と驚きの出会い「説明なく様々な顔を数百カット…」

[ 2020年4月11日 18:35 ]

池上季実子
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 映画監督の大林宣彦さんの訃報を受け、女優の池上季実子(61)が追悼コメントを寄せた。池上は大林さんが初めて監督した商業映画「HOUSE」(1977年)に主演した。

 大林監督と初めてお目にかかったのは18歳、砧の東宝撮影所、映画「HOUSE」の顔合せの時でした。

 大柄でクリクリでロングヘアーのその方は、あの頃の映画業界には無い雰囲気で、「なるほど、噂に聞いてたCM業界バリバリのムード」と感じたのを記憶しています。。

 けして大きな声をお出しにならずニコニコしていらっしゃる。でも細い目の奥がキラリと光っていました。

 その横にはスタイリストと紹介された奥様がいらっしゃって、話もそこそこに、私のオシャレ(役名)のすべてのシーンの衣装が、既に決められていて、ダーっと並べられていて驚きました。

 撮影に入ってからもシーン・芝居と関係ない「一寸笑う顔して。」「泣いた表情して」困った顔・怒った顔など様々な顔を数百カット、説明なく要求していらっしゃった…。

 結局、映画が出来上がるまで監督が何をしたかったのかわからず仕舞いで撮影に臨んだことを未だに後悔しています。

 監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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