北の富士勝昭氏 白鵬へ「優勝はもういい。見事な引き際を」

[ 2020年2月2日 12:04 ]

北の富士勝昭氏
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 元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭氏(77)が2日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。大相撲の初場所を腰部挫傷、右踵部(しょうぶ)裂傷蜂窩(ほうか)織炎で途中休場した横綱・白鵬(34=宮城野部屋)についてコメントした。

 北の富士氏は、現在の相撲界について「変わりつつありますね。おそらく上がいなくなっちゃいますね。白鵬も(今年で)35歳、鶴竜も34歳、大体やめるころなんですよ。もう自然にやめる時期に来ているんですよね」と指摘。

 その上で「そこに伸びてきた力士が本来なら土俵の上で(上位力士を)引きずって新旧交代ならいい。でも、だんだん自然にやめてっての新旧交代。ちょっとどうかなとは思う」とした。そして、白鵬の来場所については「ケガ自体はたいしたことない。出てくるんじゃないですか」と言い、「あのくらいになったら、きちっとした、ものすごいやめ方をしてほしい。優勝はもういいですよ。見事な引き際をしてもらいたい」と話した。

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2020年2月2日のニュース