E―girls 9年間の感謝伝えるラストツアー開幕「後悔なく終止符を」

[ 2020年2月2日 04:00 ]

ラストツアーを開幕させたE-girls
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 年内で解散する女性11人組「E―girls」のラストツアーが1日、静岡県袋井市のエコパアリーナで開幕した。

 終盤、ボーカルの鷲尾伶菜(26)は「2020年いっぱいで活動に終止符を打ちます」と改めて報告。「ベストライブにしようと、みんなでセットリストも構成も考えました」と、集大成のステージに自信を込めた。

 代表曲「Follow Me」や、11年のデビュー曲「Celebration!」、最新曲「別世界」など、シングル曲を中心に披露。メンバーの発案で客席を練り歩く演出も織り交ぜ活動9年間の感謝の思いを伝えた。解散が惜しいほど息の合ったパフォーマンスで観客7000人を魅了した。

 昨年12月にCDのキャンペーンで電撃的に解散を発表。13~17年に5年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、女性のダンスシーンをけん引したカリスマグループの決断に、ダンスファン以外にもショックが広がった。

 リーダーの佐藤晴美(24)は公演前の取材で「個人の仕事が広がる中で、グループをやりながらではなく、それぞれの道に行って進化した方がいいと思った」と、解散の理由を説明。鷲尾は「みんながそう思うタイミングが同じだった」と全会一致だったことも明かした。

 ツアーは7月4日まで9会場12公演を残す。以降のスケジュールは発表されておらず、このツアーが見納めとなる可能性もある。EXILEの妹分としてグループ名に「E」を冠する美女軍団。鷲尾は「凜(りん)としてやり切りたい。後悔なく終止符を打ちたい」と大暴れを誓った。

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