「麒麟がくる」本木雅弘 斎藤道三“怪演”に再びネット戦慄「操り人形に毒は盛りませぬ」先週の毒殺に続き

[ 2020年2月2日 20:45 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第3話。土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護にしようと画策する斎藤道三(本木雅弘、左)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第3話が2日に放送され、美濃の守護代・斎藤道三役の俳優・本木雅弘(54)の“怪演”が2週連続で話題に。インターネット上には「怖い怖い怖い」「サスペンスや」などの声が相次ぎ、再び視聴者を恐怖で震え上がらせた。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第2話(1月26日)、道三は尾張の織田信秀(高橋克典)と取引した美濃の若き守護・土岐頼純(矢野聖人)を毒殺。頼純は娘・帰蝶(川口春奈)の夫だったが、容赦なかった。

 この日の第3話。道三は、より操りやすい土岐頼芸(尾美としのり)を新しい守護に擁立しようと画策。頼芸が「守護がいようが、いまいが、守護代のそなたがすべてを取り仕切っているではないか。今や土岐家は、そなたの操り人形じゃと皆が申しておる。今さら守護など。まだ、そなたに毒は盛られたくはない」と拒むと、道三は表情一つ変えずに「操り人形に毒は盛りませぬ」。鷹の絵を描く頼芸の筆が止まった。

 SNS上は「何、このしびれる会話」「マムシの本音炸裂」「名言出ました」などの反響。

 その後、頼芸は、道三の長男・高政(伊藤英明)と廊下で2人きりになり「そなたの父はアテにならぬ。わしの頼りとするのは、そなたじゃ。我が子と思うて頼りにしておるぞ」とささやく。しかし、この様子を道三が目撃していた。

 このシーンも「道三が怖い。いつから会話を聞いていたのか」「ヒソヒソ話をすると、振り向けばそこにいる道三が。もはやホラー」「家政婦は見たって感じだった」などと話題を呼んだ。

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