北の富士勝昭氏 徳勝龍の幕尻Vに「真価を問われるのは来場所」

[ 2020年2月2日 11:43 ]

北の富士勝昭氏
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 元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭氏(77)が2日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。大相撲初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした西前頭17枚目の徳勝龍(33=木瀬部屋)についてコメントした。

 北の富士氏は「びっくりした。声も聞いたことなかった。立ち合いからガンといかないで、引く相撲が多かった。だから評価が低かったんですよ、僕だけじゃなくてね」と言い、「千秋楽の貴景勝との相撲は今までの相撲人生の中で一番最高の形になりましたね。相手に上手を取らせないでね。真価を問われるのは来場所ですね」と話した。

 また、初場所で10勝した朝乃山(25=高砂部屋)の大関獲りについては「私の時もやっぱり一人(大関)だったんですね。これで本人が全然知らないうちに(大関に)上げられちゃったんです、二日酔いで寝とったら“上がった上がった”って。(直近3場所は)29勝かなんかですよ、たしか。だから大関問題の話になるとあんまり大きなことは言えない」とコメント。朝乃山は昨年9月の秋場所で10勝、新三役(小結)だった同11月の九州場所で11勝を挙げて新関脇に昇進、今回の初場所で10勝している。

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2020年2月2日のニュース