志らく、落語は“技術よりも才能”とバッサリ「弟子に教えてるとイライラする」

[ 2020年1月6日 20:38 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が5日、フジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。落語界に対しての本音を語った。

 MCの「ハライチ」澤部佑(33)から、今後の落語界について話を振られた志らく。すると「お笑いの芸人が落語をやると、ホントにいいんですよ。売れてる人がやると」と語り、続けて「結局、この世界は技術よりも才能だってことになっちゃう」と、落語は修練でどうにかなるものではないと力説した。

 「才能のない、華のない芸人が何十年やっても、やっぱり華のある、才能のあるタレントが、ポーンと落語やると勝てないの」と“差は歴然”といわんばかり。その考えも師匠の立川談志さん(享年75歳)の姿を見ていたからこそ。志らくは「(立川)談志が立川流を作った時も、それこそ(北野)武さんと、高田(文夫)先生、上岡龍太郎さん、(横山)ノックさんだ、ミッキー・カーチスさんだ、(山本)晋也監督だ…。全部弟子にして、落語やってくれ、落語やってくれっつったのは、やっぱりメディア持ってる、売れてる人が落語やった方が生きるから…」と、その主張に至った理由を明かした。

 志らくは2018年に公開された映画「億男」で、俳優の佐藤健(30)と高橋一生(39)に落語の指導をしている。その時を振り返り、「勘がいいから抜群の落語やるんだよね、2人がやると。飲み込みも早いし」と大絶賛。才能あふれる2人を見たためか「だから弟子に教えてるとイライラする」とか。

 他にも歌手の森口博子(51)に落語を教えたこともあるらしく、「森口さんはミュージシャンだから、音感がいいから。いいリズムで落語をやるんだよ」と評価していた。

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2020年1月6日のニュース