黒柳徹子 金田正一さん死去に「凄く寂しい」 2年前突然電話「おいしい焼き肉を…」

[ 2019年10月7日 17:41 ]

朗読劇「ラヴ・レターズ」の開演前に囲み取材に応じた演出の藤田俊太郎氏(右)と、黒柳徹子(中央)、高橋克典
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 女優の黒柳徹子(86)が朗読劇に初めて挑んだ主演作「ラヴ・レターズ~黒柳徹子スペシャル~」が7日、東京・EXシアター六本木で開幕。開演直前には黒柳が囲み取材に応じ、6日に急性胆管炎による敗血症のため86歳で亡くなった400勝投手で元ロッテ監督の金田正一さんを偲んだ。

 金田さんと最後に会ったのは2年前。「どういう訳かしら、突然『ご飯を食べよう。おいしい焼き肉をごちそうしようと』と電話を頂いて、銀座でごちそうになりました」と振り返った。野球のことはよく知らなかったが、「息子さん(賢一)も俳優だったこともあり、ずいぶんといろんな話をして『またね』と言ってお別れしたんです。あんなに元気だったのに…」と視線を遠くに向けた。

 現役時代は唯一の400勝を達成。「あれだけ天才の方が、肉体的なものが失われていくなんて。凄く寂しいことだと思いました」と悼んだ。

 米劇作家A・R・ガーニー作の「ラヴ・レターズ」は、幼なじみの男女が1930年代から80年代まで半世紀ががりで恋文を交わし合った物語。日本版は90年に役所広司(63)と大竹しのぶ(62)のコンビで初演。30年目の今回は初出演の黒柳に、高橋克典(54)、筒井道隆(48)、吉川晃司(54)が日替わりで共演する。16日まで同劇場で。18~20日は大阪・森ノ宮ピロティホールで。

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