藤井聡太七段、王将リーグ初黒星 豊島名人に4連敗

[ 2019年10月7日 20:46 ]

豊島名人に敗れ、暗い表情の藤井七段 (撮影・平嶋 理子)
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 最年少プロ棋士の藤井聡太七段(17)が7日、大阪市の関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ2回戦で豊島将之名人(29)に171手で初黒星を喫し、1勝1敗のタイとなった。

 豊島は過去3戦全敗と最も苦手としている相手。終盤は激しいせめぎ合いとなったが、名人の厚い壁は今回も崩せなかった。3戦目の豊島は勝って2勝1敗とした。

 渡辺明王将(棋王・棋聖=35)への挑戦権獲得を目指すリーグ戦は7人による総当たりで実施。藤井は18日に元竜王の糸谷哲郎八段(31)と3戦目、21日に“棋界のレジェンド”羽生善治九段(49)と4戦目が控える。

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