Hey!Say!JUMP 7年ぶり台湾で舞った KinKi光一がフライング指導

[ 2019年10月7日 04:00 ]

台湾公演を行ったHey!Say!JUMPの(左から)八乙女光、伊野尾慧、高木雄也、知念侑李、山田涼介、有岡大貴、薮宏太、中島裕翔
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 Hey!Say!JUMPが6日、台湾・台北アリーナで7年ぶりとなるコンサートを行った。5、6日の計2日開催で計2万2000人を動員。KinKi Kidsの堂本光一(40)が演出のサポートに加わり、前回の台湾公演を行った12年のツアー以来となるフライングにも挑戦。8人で輪になって宙を舞い、ファンの大歓声を浴びた。

 7年間待ち望んだファンがメンバーカラーの8色に光るペンライトで出迎えた。薮宏太(29)が中国語で「台灣的大家久等了(タイワンデァダージャジゥデンラ=台湾の皆さん、お待たせしました)」とあいさつすると、割れんばかりの歓声がアリーナに響いた。

 1万1000人の前で、最新曲「ファンファーレ!」など25曲を披露。「White Love」では最後のサビを中国語に変えて歌った。

 「Born in the EARTH」では8人が輪になって手をつなぎ、宙を舞った。グループの単独公演では7年ぶりのフライング。有岡大貴(28)は「久々の台湾でジャニーズの王道パフォーマンスを見せたかった」と説明した。

 光一が総合演出としてサポートし、フライングや和をテーマにした演出を取り入れたステージを展開。一部メンバーは「Endless SHOCK」の大阪公演に出演していた光一の元を訪ね、直接フライングの指導を受けた。山田涼介(26)は「先輩が後輩のことを見て、みんなでジャニーズを強くしていこうという意志を感じる。僕たちも後輩に何かできるようになりたい」と語った。

 今年は一部ファンによる公共交通機関での迷惑行為を理由に日本で恒例のアリーナツアー開催を見送った。1月以来のコンサートで、2、3カ月前から中国語を猛練習する気合の入れよう。八乙女光(28)は「言葉が伝わっているのを感じて凄くうれしかった」と振り返った。

 現地ファンの台湾公演を熱望する声に応えての開催で、3日には台北松山空港で600人のファンに出迎えられた。7月に亡くなったジャニー喜多川社長(享年87)からも「海外で通用するように」と何度も言われてきた。山田は「世界に積極的に発信していけるような活動をこれからやっていきたい」と力を込めた。

 ≪7年で動員規模3倍 山田「会場埋まる?」≫前回の台湾公演は12年に香港、台湾とグループ初の海外公演を行うアジアツアーとして開催。台北市の南港101で行い、3日間で7500人を動員した。7年間で動員の規模が約3倍に増大。山田は「“ちゃんと埋まるのか”って話していた。幕が開いてみるとお客さんがいっぱいいて凄くうれしかった」としみじみ語った。薮はMCで「また帰ってきます。次は7年も待たせません」と宣言した。

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