藤井七段 豊島名人と対戦、過去3戦全敗 王将戦挑戦者決定リーグ2回戦

[ 2019年10月7日 10:23 ]

大阪市の関西将棋会館で指されている第69期大阪王将杯王将戦の挑戦者決定リーグで豊島将之名人(右)と対戦中の藤井聡太七段
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 最年少プロ棋士の藤井聡太七段(17)が7日、大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ2回戦で豊島将之名人(29)と対戦中だ。

 渡辺明王将(棋王・棋聖=35)への挑戦権獲得を目指すリーグ戦は7人による総当たりで実施される。リーグ初進出の藤井は、先月30日の1回戦で三浦弘行九段(45)を下し、悲願のタイトル初挑戦に向けて好スタートを切ったばかり。ただ、同じ愛知県出身の先輩棋士・豊島は過去の対戦成績が3戦全敗と、最も苦手としている難敵だ。

 先後は事前に決まっており、先手の豊島、後手の藤井とも飛車先の歩を突いた。持ち時間は各4時間。昼食休憩を挟み、本日夜までの終局が見込まれている。

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2019年10月7日のニュース