オリラジ中田、子育ては「基本放置」 独自の仕事論や育児についてトーク

[ 2019年3月21日 16:47 ]

都内の書店で著書「労働2.0 やりたいことして、食べていく」刊行記念イベントを行ったオリエンタルラジオの中田敦彦
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 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(36)が21日、都内の書店で著書「労働2.0 やりたいことして、食べていく」(PHP研究所)刊行記念イベントを開催した。

 オンラインサロンの開設、アパレルブランド「幸福洗脳」の展開、歌手としてNHK紅白歌合戦に出場、今春から青山学院大学の客員講師を務める予定などお笑い芸人の枠を超えて活躍する中田が、「好きなことをして稼ぐ方法」をつづった本書。この日のトークイベントでは約100人のファンの前に仕事論などについて語った。

 中田は「自分がやってきたことを糧に次のジャンルをやっていくのが1番いい。インベージョンってそれでしかない。僕はアパレルでものを売るノウハウができたので、それを活かして(後輩のお笑いコンビ)チョコレートプラネットのライブの物販を僕の会社がやっているんです」と明かし、「かつて後輩の芸人の物販を仕切った芸人はいない。こうすることで吉本にもインベージョンが起こる」と経験を活かしたビジネスを展開していると話した。

 イベントの後半は、集まったファンからの質問に丁寧に回答した。子育てについて聞かれると「子供に関しては基本放置というコマンドを入れている」とし、「親として何かしてあげるという感覚がすごい嫌。親にしてもらった覚えもあんまりないというか、してもらっているんでしょうけど思い出せない。その代り親がどうやって生きているのかをよく見ていた。基本は放置で、それよりも自分の人生を充実させるほうが100倍、教育にはいいのかな。俺も妻も楽しそうにしているのが1番。ぐったりしていたら、それは子育て失敗かなと思う。いい子になろうが悪い子になろうが見守る、見ていますという感じ」と話した。

 また、オリエンタルラジオとしての今後ついては「お笑いについてどう考えているんですか?と聞かれることもある。みんなのイメージや理想はもちろんある。でも、なるようにしかならないとしか思えない」。お笑い、RADIO FISH、会社経営者すべての顔を総合して自分があると説明し、1つの側面ではなく「広い目でみてほしい」と呼びかけた。

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2019年3月21日のニュース