「渡鬼ファミリー」沈痛 石井氏「ママがいないのが寂しい」橋田氏「もうこんな俳優さんは出てこない」

[ 2018年11月30日 09:11 ]

赤木春恵さん死去

04年の放送のTBS「渡る世間は鬼ばかり」(左から、泉ピン子、赤木春恵さん、角野卓造)(C)TBS
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 赤木さんが1990年の番組開始から23年にわたり出演し続けたTBS「渡る世間は鬼ばかり」ファミリーも、突然の別れに悲しみに暮れた。

 プロデューサーの石井ふく子さん(92)は、都内で演出する朗読劇「九十歳。何がめでたい」の会見に出席。この日午前5時すぎに悲報を受け、「そんなバカなことがあるか」と絶句したという。公私ともに60年の付き合いがあり、「私がこの世界でママと呼んでいるのは赤木さんだけ。振り向いたらママがいないのが寂しい」と沈痛な面持ち。ドラマでは次女・五月役の泉ピン子(71)をいびるしゅうとめ役で、「孫の運動会で“おばあちゃんは来ないでと言われたのよ”と笑って話すくらい役になって、最後まで立派でした」と称えた。

 脚本の橋田寿賀子さん(93)も50年以上の親交があり、「赤木さんの優しい人柄に接したおかげで、彼女の役を深く掘り下げて書くことができました」と感謝。「優しさと厳しさを同時に表現できる稀有(けう)な女優さん。もうこんな俳優さんは出てこないと思います」と悼んだ。

 NHK大河ドラマ「おんな太閤記」から全ての作品で共演したピン子は、「今までのドラマの再放送を見て、元気な赤木ママの姿と当時のことを思い起こしています。作品が思い出です」と胸中を吐露した。息子役の角野卓造(70)も、「本当の母親のような存在でした。いつも赤木ママの楽屋でご飯を食べさせてもらったり、優しく気にかけていただきました」としのんだ。

 ▼長山藍子(長女・弥生役)凄く寂しいです。優しくていたわりの心があるすてきな方。お芝居も存在感があって、女優さんとしても女性としても尊敬できる先輩でした。

 ▼中田喜子(三女・文子役)舞台の共演では、楽屋で昼食を毎日ごちそうしてくださり、私たち後輩の面倒を見てくださる、お優しい方でした。

 ▼野村真美(四女・葉子役)体調のことは聞いておりましたが、まさか今朝亡くなるなんて…。言葉がありません。出会えましたことに感謝しかないです。

 ▼藤田朋子(五女・長子役)「いいのよ」と柔らかな声で言うのが赤木ママの口癖。かわいらしく、美しい女優さんとしての思い出が残る、赤木さん…。いかに長く演じ続けられるのかを、その生き方で伝えてくださった。

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