万博再び IR誘致、“隠し球”展示物にも期待も…巨大オブジェは欲しいなあ

[ 2018年11月30日 16:12 ]

 1970年の開催以来、55年ぶりに大阪が盛り上がるチャンスが巡ってきた。万博再びだ。24日未明の決戦投票で61票のロシアを抑えて92票を獲得。「JAPAN OSAKA92」とモニターに出た瞬間、大阪人だからか、「よしっ!」と言いながら、ちょっと熱くなった。

 IR誘致についても追い風が吹いた。ギャンブル依存症対策など、まだまだ議論されるべきところは多いが、懸念材料の一つだった大阪・夢洲までのインフラ整備もこれで大きく前進することになる。関係者は以前から「誘致が決まったとしても電車を通すための負担がネックになる」と嘆いていたが、万博決定の翌日に電話入れると「これで計画も動きますわ。大きな仕事になりそうです」と声を弾ませていた。

 大阪市の吉村洋文市長も事業者選定の条件として地下鉄延伸費のうち200億円の負担を求める考えを示しており、540億とも言われる延伸事業費の綱引きは続く。

 2025年の万博は健康など「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げる。再生医療など関西の企業が力を合わせて最先端技術を用い、新たな夢を伝えていく。このテーマをいかに世界に分かりやすく伝えるのかが腕の見せどころ。「月の石」や愛知万博の「冷凍マンモス」に続くパンチの効いた“隠し球”展示物にも期待したいところだ。

 ただ、個人的に「?」と感じたのが「巨大なシンボルは作らず、皆がコラボして世界の課題を解決することを表現する」とした点。巨大シンボルといえば70年万博の「太陽の塔」。芸術家・岡本太郎が情熱をかけて作り上げた高さ70メートルの巨大建造物は下から見上げると背筋がざわつくほどの圧倒的な大きさ。通天閣、大阪城などと並びナニワの欠かせないシンボルとなっている。

 万博会場では不可能だとしてもIR誘致のあかつきには、隣接した場所に巨大オブジェを作るのはどうか。ラスベガスのような賑やかさを求めて2025年の“岡本太郎”計画だ。7年後、誰もが見るのを楽しみにするような新たな巨大アートができることを願ってやまない。「芸術は爆発だ」を感じさせるパッションで、誰か世界をアッと驚かせてくれないものか。

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