「べっぴんさん」自己最高更新21・9%!週平均7週連続大台超え

[ 2016年12月5日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)の第9週の平均視聴率は20・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが5日、分かった。第54話(3日放送)は21・9%。第46話(11月24日放送)の21・8%を上回り、自己最高を更新した。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%と推移。第2週の大台割れから7週連続の大台突破と好調をキープしている。

 各日の番組平均は11月28日=20・3%、29日=20・4%、30日=19・7%、12月1日=20・8=%、2日=20・4%、3日=21・3%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 第9週は「チャンス到来」。終戦から3年、ベビーブームの影響でキリアスは順調に客足を伸ばし、新聞の取材の申し込みがくる。ある日、紀夫(永山絢斗)と潔(高良健吾)は大急百貨店の社長・大島(伊武雅刀)がキリアスの商品を扱いたいと思っていることを知る。百貨店への出品をめぐり、勝二(田中要次)ら夫たちは舞い上がり、店に集まって経営のあれこれに口を出す。しかし、マイペースなすみれ(芳根)たちはそこまでやろうとは思っておらず、断ると言いだして夫たちをあきれさせる。ところが翌日、キリアスを取材した新聞記事が。「お母さんがお母さんのために」と強調された記事には明美(谷村美月)の名前だけが載っていなかった…。すみれは4人の店ということを知ってほしいと思い、百貨店への出品を決める。さまざまな問題を抱えながらも、商品作りを始めたすみれたちだったが、担当者からキリアスのタグをすべて外し、百貨店のマークを付けるように言われる。さらに量産のために工程を省略するようにと言われ、我慢ができなくなったすみれは、これまでの話はなかったことにしてほしいと声を上げる。その翌日、百貨店の社長・大島がすみれに直接会いたいと言ってくる。大量の商品をどうするのか、製作場所はどうするのか、子供たちはどうするのか?その場で話を断ったすみれに、紀夫はどうしてもっと考えてものを言わないのかと怒るが、すみれの気持ちは変わらない…という展開だった。

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