「M―1」西高東低 関西平均は関東の約2倍23・8% 瞬間最高32・9%

[ 2016年12月5日 09:15 ]

Mー1グランプリを制した銀シャリの鰻和弘(左)と橋本直
Photo By スポニチ

 12回目を迎えた漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」が4日にテレビ朝日系で生放送され、関東地区は平均13・5%、関西地区は平均23・8%と高視聴率を記録したことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 瞬間最高視聴率は関東地区が午後8時55分の18・5%、関西地区も午後8時55分で32・9%。優勝が決まった場面だった。

 5年ぶりに復活した昨年(12月6日)は関東地区17・2%、関西地区21・4%。今年、関東地区は3・7ポイント下がったものの、関西地区は2・4ポイント上昇。瞬間最高視聴率も昨年の29・2%から3・7ポイント上昇し、30%の“大台”を突破した。お笑い番組は西高東低の傾向にあるが、今回も如実に表れた。

 2010年(12月26日)は関東地区18・7%、関西地区23・4%。

 橋本直(36)と鰻(うなぎ)和弘(33)の「銀シャリ」が参加3503組の頂点に立ち、賞金1000万円を手にした。前年2位からの優勝は10年の笑い飯以来3組目。昭和の香り漂う正統派のしゃべくり漫才で12代目王者となった

 今年の審査員は、オール阪神・巨人のオール巨人(65)上沼恵美子(61)中川家・礼二(44)博多華丸・大吉の博多大吉(45)ダウンタウンの松本人志(53)(50音順)。松本は6年ぶり、巨人と上沼は7年ぶりの審査員復帰。礼二は昨年に続く2回目、大吉は初の審査員を務めた。

続きを表示

2016年12月5日のニュース