「君の名は。」ロス映画批評家協会賞でアニメ賞 新海監督「マジですか」

[ 2016年12月5日 09:09 ]

アニメ映画「君の名は。」のビジュアル。(C)2016「君の名は。」製作委員会
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 米アカデミー賞の前哨戦として注目されるロサンゼルス映画批評家協会賞が4日(日本時間5日)に発表され、新海誠監督の「君の名は。」がアニメ映画賞に輝いた。スタジオジブリの「レッドタートル ある島の物語」(監督マイケル・デュドク・ドゥ・ビット)が次点に入った。

 また、故遠藤周作さんの小説をハリウッドで映画化した「沈黙―サイレンス―」(監督マーティン・スコセッシ)で、長崎奉行の井上筑後守役を演じた俳優・イッセー尾形(64)が助演男優賞の次点となった。

 同映画の海外プロモーションのためロサンゼルスを訪問している新海監督は、自身のツイッターで「LAで取材中に嬉しいニュース。『君の名は。』がロサンゼルス映画批評家協会賞、アニメ部門受賞だそうです。なんと。マジですか……」と喜びを明かしている。

 同協会は米アカデミー賞の選考に最も影響力があるとされる。2002年にアニメ映画賞を受賞した宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」は、03年に第75回アカデミー賞で長編アニメ映画賞に輝いた。

 日本映画では「千と千尋の神隠し」のほか、14年に高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が同賞を受けている。

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