「鬼平犯科帳」最終回は10・9% 2夜連続の2桁台で有終の美

[ 2016年12月5日 09:40 ]

フジテレビ系時代劇「鬼平犯科帳 THE FINAL」記者会見に出席した中村吉右衛門
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 フジテレビの人気時代劇「鬼平犯科帳 THE FINAL」の前編が2日、後編が3日に放送され、平均視聴率は前編12・3%、後編10・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。歌舞伎役者の中村吉右衛門(72)が主演を務め、1989年7月のスタート以来、150作目。28年間の歴史に幕を下ろした。

 昨年1月9日放送の「密告」は10・1%、同12月18日放送の「浅草・御厩河岸」は7・7%。昨年の2本からは数字を上げ、2夜連続の2桁台で有終の美を飾った。

 江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を描く池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」をドラマ化。89年7月~2001年5月は連続ドラマとして137本、05年2月~15年12月は単発のスペシャルドラマとして12本が放送された。

 前編「五年目の客」は旅籠のおかみ・お吉(若村麻由美)と盗賊・音吉(谷原章介)らをめぐる事件を描く。平蔵(吉右衛門)が、おまさ(梶芽衣子)らと一緒に船で江戸市中を見回っていると、伊三次(三浦浩一)が遠州の大盗賊・羽佐間の文蔵(吉沢健)の手下だった音吉の姿を目にする。今後、彼らが江戸で盗みをすることに備え、おまさは音吉を尾行。やがて彼らの狙いが、ある旅籠だと判明する…という展開。

 後編「雲竜剣」は平蔵が謎の刺客・虎太郎(尾上菊之助)と対峙(たいじ)。脚本・田村恵、監督・山下智彦。江戸の夜道を歩いていた平蔵は、覆面をした刺客・虎太郎に襲われ、追い詰められるが、間一髪のところで追い払う。平蔵は相手の構えが若い頃に手合わせをした剣豪の構え「雲竜剣」と似ていることを思い出す。翌日、平蔵宅の門番が刺客に斬られ、命を落とす。さらに数日後、牛込の薬種屋に凶賊が押し入り、16人が惨殺される事件が起こる。その中、密偵・おまさ(梶芽)らの働きで、行き場のない年寄りや貧しい人々が無料で泊まる宿を、元武家で医師の伯道(田中泯)が営んでいることが分かる…という展開だった。

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