【吉田正尚と一問一答】「球場の雰囲気、気温も変わる…一番気を付けながら」「最後まで完走したい」

[ 2023年3月29日 03:59 ]

<レッドソックス・ブレーブス>初回、逆転2ランを放ちベンチ、ファンに迎えられる吉田(撮影・光山 貴大)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は28日(日本時間29日)、本拠地フォートマイヤーズで行われたブレーブスとのオープン戦に「4番左翼」で出場し、1打数1安打1本塁打1四球だった。初回2死三塁から通算116勝の右腕モートンの速球を完璧に捉え、オープン戦第1号となる中越え本塁打を放った。3回1死二塁で迎えた第2打席ではモートンから四球を選び、代走を送られて交代。オープン戦をいい形で締めくくった。吉田はWBCを挟んでオープン戦は合計6試合(大学生相手の練習試合は除く)に出場し、打率.231、1本塁打、2打点。30日(同31日)、ホームでオリオールズとの開幕戦を迎える。

 試合後の吉田の一問一答は以下の通り。

 ――昨日は「センター方向に打つ」「あとは打球が上がれば」と話していたが、第1打席で中越え本塁打。
 「ファーストストライクをしっかり、速い球を1球で仕留められたのはよかったと思います」

 ――甘い球をしっかり振り切れた。
 「そこに関しては課題というか、仕留め切れていない部分がありましたんで、今日に関してはよかったと思います」

 ――キャンプではチームに溶け込んでいる印象だった。
 「最初の方、キャンプスタートっていうのはまだ慣れない部分もあったんですけど、ちょうど慣れた頃にWBCで日本に帰って、また優勝して戻ってこれて、すごくみなさんも喜んでくれましたし、そこから実戦を何試合か積んで、ケガなくこのスプリングキャンプ、シーズンまでの時期を迎えられたことはよかったと思います」

 ――キャンプに課題を持って臨み、その達成感は。
 「WBCの期間もありましたんで、全部通していれたわけではないんですけど、その中の日程の中ではうまく調節しながら乗り越えれたかなと思います」

 ――今日ボストンに移動し、明後日に開幕。フェンウェイパークで開幕を迎える実感、高ぶりは。
 「今はまだないんですけど、ボストンに帰って、また球場の雰囲気も変わりますし、一番は気温が変わると思いますので、そこの対策というか、こことは全然温度差も違うと思うんで、そこは一番気をつけながらプレーしたいと思います」

 ――メジャー162試合という長丁場。シーズンの目標は。
 「ケガなく1年間戦って、ワールドシリーズ優勝っていうところがチーム最大の目標だと思いますので、最後まで完走したいなと思います」

 ――打席時の登場曲は決めているのか。
 「それはあまり考えてなかったですね。洋楽でなんかにしようかなと。オリックスで使っていた洋楽でなんか使うと思います」

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