カージナルスのヌートバーは中前打で先制点おぜん立て、オープン戦打率3割、出塁率・417

[ 2023年3月28日 06:24 ]

カージナルスのヌートバー(ロイター/USA TODAY)

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)が27日(日本時間28日)のオリオールズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場。2打数1安打だった。

 右腕ディーン・クレマー(27)と対戦、1打席目は四球で出たブレンダン・ドノバンを一塁に置き、中前打で無死1・3塁のチャンスを作り、3番ポール・ゴールドシュミットが右犠飛、先制点をおぜん立てした。しかしながらそのあと二塁盗塁を試み、アドリー・ラッチマン捕手(25)に刺されている。2打席目は3回無死1・2塁のチャンスで、右飛で二走のトミー・エドマン(27)を三塁に進めている。3回の守備から交代した。

 ヌートバーはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出ていたため、オープン戦の出場回数は少ないが、打率3割、出塁率・417、OPS(出塁率+長打率)・817と良い数字を残した。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の記者で、データに詳しいイノ・サリスは「ヌートバーは今季メジャーでトップ25の打者に入る」と予測している。ヌートバーは21年のオフにワシントン州シアトル郊外のトレーニング施設ドライブラインに通い、バットスピードを著しく上げることに成功。22年シーズンはバレル率が12・1%、平均打球速度が91・7マイルとトップクラスの数字を残している。

 試合は8-2でカージナルスが勝った。

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2023年3月28日のニュース