【センバツ】仙台育英2年ぶり8強 先制導いた1番・山田脩也を須江監督が絶賛「チームに勇気を与えた」

[ 2023年3月28日 19:11 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   仙台育英6-1龍谷大平安 ( 2023年3月28日    甲子園 )

<龍谷大平安・仙台育英>仙台育英・須江監督 (撮影・須田 麻祐子)
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 夏春連覇を狙う仙台育英が2年ぶりの春8強を決めた。

 切り込み隊長が流れをつくった。初回、先頭の山田脩也(3年)がレフト前ヒットで出塁。初球から走って二盗を決め、暴投で三塁に進塁すると、3番・寺田賢生(3年)の一ゴロの間に先制点を奪った。

 「1番打者の出塁からスチールを決めたことでチームに勇気を与えた。山田のプレーが良かった」と須江航監督。昨夏優勝メンバーが7人残る仙台育英。指揮官は「山田が勇気を与えてくれて、それに橋本が続いてくれた。夏を経験した2人が見事に引っ張ってくれたので、それに付いていくだけだった」と経験の大きさを強調した。

 4回には1死二塁から湯浅桜翼(3年)がレフト前にタイムリーを放ち、追加点。7回に2点、8回にも2点を加え、龍谷大平安を突き放した。投げては先発・湯田統真(3年)が7回まで二塁を踏ませない投球で試合をつくった。

 29日の準々決勝では報徳学園と対戦する。「明日も甲子園で試合ができる喜びは特別。(報徳学園は)格上になる。なんとか粘り強くついて、終盤勝負に持ち込めたら勝機があるのかなと思っている」と話した。

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