【センバツ】能代松陽・森岡は敗戦にも「自信になる」大阪桐蔭打線をわずか2安打に抑え、夏へ手応え

[ 2023年3月28日 11:58 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   能代松陽0-1大阪桐蔭 ( 2023年3月28日    甲子園 )

<大阪桐蔭・能代松陽> 大阪桐蔭打線相手に好投した能代松陽・森岡(撮影・大森 寛明)
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 能代松陽の先発・森岡大智(3年)は大阪桐蔭打線を8回までわずか2安打に抑えたものの無援に泣き、3回戦で姿を消した。

 立ち上がり、2四球で1死一、二塁としたが、4番・南川、5番・佐藤と中軸を連続三振に打ち取って勢いに乗ると、5回まで強豪、大阪桐蔭の打線を無安打に封じた。6回も先頭・小川に左前打を許したが、徳丸を遊ゴロ併殺に仕留めるなど動じなかった。

 ただ、7回、先頭・南川に右越え三塁打を許すと1死から村本のスクイズで先制点を奪われ、この1点が勝敗を決した。

 初戦の石橋戦で今大会完封一番乗りした本格派右腕は強豪相手にも自分の投球を貫き「球速は全然出ていなかったが伸びはあったと思う。自分の調子的には良くなかったが、大阪桐蔭相手に1安打1失点はだいぶ自信になる」と敗戦にも手応えを口にした。

 そして「日本一の投手を目指して、夏にまた戻ってきたい」と力強く前を向いた。

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2023年3月28日のニュース