達川光男氏　ソフトバンク救援陣に太鼓判!又吉、モイネロ、オスナは「あの“JFK”より強固かも」

元広島監督の達川光男氏
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　元広島監督で野球解説者の達川光男氏（67）が26日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」（後8・00）に出演。今年のパ・リーグ順位予想を披露した。

　番組では「プロ野球開幕スペシャル」として達川氏の他に元ヤクルト監督の真中満氏、日本ハム、ダイエー（現ソフトバンク）などで活躍した野球解説者の武田一浩氏、元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした元プロ野球選手、五十嵐亮太氏の4人が、それぞれ順位予想を披露した。

　達川氏はパ・リーグではソフトバンクが優勝すると予想。特にロッテから移籍したロベルト・オスナ投手の加入が大きいと指摘。「（オスナは）もう本物。去年はまだ80％くらいの出来だったそうですよ。三塁守ってた安田なんてオスナが出てきたら5分以内に帰れるって…」と冗談交じりに話した。

　さらにオスナ加入により7回又吉（防御率2.10）、8回モイネロ（防御率1.03）、9回オスナ（防御率0.91）という“盤石リレー”が出来るようになることも強調。救援陣のこの3人について「阪神のJFKってあったでしょ?あれより強固かも分からん」と持論を展開。

　かつて阪神で活躍したウィリアムス、藤川、久保田の3人を“彷彿”させる存在になるとし「又吉はサイドスローなんですが、左の方が被打率がいいんですよ。それでモイネロも米国戦などで投げてなく、あんまりWBCでのダメージがないから戻ってきてもすぐ使えるし。オスナも本来ならメキシコ代表に選ばれていて、もし彼がクローザーだったら、日本もどうなっていたのかなと。6回までリードしていたらまず（勝利は）間違いないですね」と救援陣に太鼓判を押した。

　打線では武田氏から「ソフトバンクは柳田が本当に復活しないと、近藤が入ったとしても打線は強くならないですよ」と指摘されると、達川氏は「柳田はね、去年のシーズンが終わって“断食”を3日間やったんですよ。あれがやるってことはよほどのことよ」とコメント。ここで真中氏から「ちょっと薄い情報ですね（笑）」とツッコまれると、スタジオは笑いで包まれた。

＜パ・リーグ順位予想＞
◆達川氏　1位ソフトバンク、2位オリックス、3位ロッテ、4位楽天、5位西武、6位日本ハム
◆武田氏　1位オリックス、2位ソフトバンク、3位楽天、4位ロッテ、5位西武、6位日本ハム
◆真中氏　1位オリックス、2位ソフトバンク、3位楽天、4位西武、5位ロッテ、6位日本ハム
◆五十嵐氏　1位ソフトバンク、2位オリックス、3位ロッテ、4位西武、5位楽天、6位日本ハム