侍・白井HC 大谷のお茶目すぎる一面明かす 「アメリカで“時差ボケかなあ”って言ってたら…」

[ 2023年3月28日 11:49 ]

白井ヘッドコーチ(右)と栗山監督
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界制覇を果たした侍ジャパンの白井一幸ヘッドコーチ(61)が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。WBCの舞台裏を語った。

 日本ハムのコーチ時代から知る、栗山監督と大谷翔平(エンゼルス)の関係性について「2人の間には言葉が要らないっていうことですよね。今、二刀流は当たり前になりましたけど、栗山監督と大谷選手の関係性がないと、特に栗山監督がいなかったら二刀流は世に出てこなかったわけですよ。そういう意味では、ほんとに言葉が要らない関係性だった」としみじみ。

 大谷は、白井コーチとも侍合流時に「誰でしたっけ?」と大ボケをかましたり、優勝後に「白井さん。もう二度と会うことはありませんから」とジョークを飛ばすなど良好な関係を築いていた。

 コメンテーターの長嶋一茂は、長らく野球界に残る“監督絶対型”からの脱却に、「こういう時代がやっと来た」と感慨深げ。

 白井コーチも「そうですよね。ほんとに垣根のない、距離感のない関係性が築けるっていうのはいいですよね。ファイターズで4年間、大谷選手とやりましたけれど、メジャーであれだけ大活躍するとちょっと遠い存在になっていて。私も緊張していたんですけど、(合流時の対面では)ぶつかってきたり。アメリカ行った時は、時差ボケかなあとか言ってたら、大谷選手が“ただのボケかもわかりませんね”って冗談言ってきたりですね。ほんとに彼は自らどんどん人との距離を近づけていくという才能も素晴らしい」と明かし、「あれだけストイックで真面目なのに、お茶目な一面もあるっていうところが彼の人間的な魅力」と語った。

 大谷のそうした一面は日本ハム時代からで、「ファイターズの選手たちはみんな、彼のこと悪ガキって言いますからね」と苦笑。「すごい人格者なんだけど、堅いだけではないということですね」と話した。

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2023年3月28日のニュース