カブス誠也　守備のみで左脇腹負傷後初の練習試合出場「第1ステップとしては良かった」と笑顔

フリー打撃を行う鈴木
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　カブスの鈴木誠也外野手（28）は27日（日本時間28日）、アリゾナ州メサのキャンプ施設で左脇腹の負傷後初めて練習試合に出場した。

　ロッキーズ傘下2Aとの練習試合に3イニング、右翼の守備にのみに就いた鈴木は「第1ステップとしては良かった」と順調な回復ぶりを喜んだ。守備機会は1度で正面へのライナー性の打球をキャッチし「短いイニングでも少しずつでも出られたらいい」と今季初の実戦に笑顔も見せた。

　フリー打撃は再開してこの日が3日目。まだフルスイングとまではいかないものの6割程度の力で2本の柵越えを放ち「少しずつ怖さが取れるように。日々いろんなことができるようにはなっているのでその積み重ねかと思います」。デービッド・ロス監督は順調に進めば週末にも練習試合で打席に立つプランがあることを明かした。復帰へ向けては慌てず、焦らず。「ひどくならないようにやっていきたい」と、鈴木は慎重な姿勢を示しながらも、野球ができる喜びを感じ取っていた。