鹿児島育英館中が史上初の連覇王手!徳留主将 復調準決勝で4打点

[ 2023年3月28日 04:59 ]

スポニチ主催文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会第3日 ( 2023年3月27日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場ほか )

<鹿児島育英館中・ホワイトベアーズベースボールクラブ>4回表に右前適時打を放って二塁上でガッツポーズする鹿児島育英館の徳留(右)
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 2日連続の雨天中止を経て再開し、静岡県内2球場で準々決勝と準決勝が行われた。赤坂・西部クラブ(岐阜)は準々決勝で久留米ベースボールクラブ GO AHEAD(福岡)を下し、準決勝は愛知中央クラブ(愛知第2)に5―1で勝利。大会連覇を狙う鹿児島育英館中(鹿児島)は準決勝でホワイトベアーズベースボールクラブ(愛知第1)を9―6で下した。28日に静岡県草薙総合運動場硬式野球場で決勝が行われる。

 鹿児島育英館中が2年連続の決勝進出を果たした。準々決勝では投手で完封リレーの一翼を担った主将の2番・徳留が準決勝は3安打4打点を記録。今大会準々決勝まで無安打だったが、決勝の大一番を前に調子を取り戻した。史上初の連覇にあと1勝。「全然、打ててなかったので1本出て割り切れました」と胸をなでおろした。

 <赤坂・西部クラブ エース&主将が初決勝導いた>準々決勝は、エースの清水佑が80球を投じて1安打完封。続く準決勝は主将の重畑が先発して6回3安打1失点で勝利に貢献し「制球が定まらず、マウンドで打たせて取る投球に切り替えた。みんなを信じた」と笑顔で振り返った。初の決勝に「相手をのむくらい頑張りたい」と抱負。増田諭監督は「胸を借りるつもりで戦い抜きたい」と決勝を見据えた。

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2023年3月28日のニュース