ソフトB・近藤が明かす 侍J・シャンパンファイト中に“ダルと抜け駆けバスタイム”の真相

[ 2023年3月28日 19:06 ]

世界一に輝き、シャンパンファイトで喜ぶ侍ジャパンの栗山監督と選手たち(近藤は前列中央、栗山監督の右隣で「1」を示し、笑顔)

 侍ジャパンが劇的優勝を遂げた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、“不動の2番”として活躍したソフトバンクの近藤健介外野手(29)が、28日に公開された球団の公式インタビューで、大会中のエピソードを語った。

 数々の大舞台を経験してきた近藤でも、「めちゃめちゃ緊張しました」と吐露し、「久々に打席で足が震えたというか。中国戦の1打席目なんかは体に力が入らない、そんな感覚でした」と明かした。

 優勝後のシャンパンファイトでは、会場を早々に引き上げ、記念写真撮影の際にはダルビッシュ投手とともに不在。シャワーを浴びているところを呼び戻され、チームメートからイジられる光景が放送された。近藤は、「(シャンパンとビールが)びっくりするぐらい冷たかったんですよ。キンキンに冷えてて」と吐露。「今でも鼻声なんですけど、優勝してホッとして一気に体調が悪くなって。そこに冷たいのを浴びたので、これは風邪引く、早く温まろうと思って。ダルビッシュさんもお風呂入ってたんで、いいのかなあと思って行った」と釈明した。

 その後、写真撮影があり、「お風呂入った後にシャンパン臭い服を着て戻りました。その後、またお風呂入りました」と告白。バスタオルを巻いた姿が放送されたことには苦笑いで、「警備員が呼びに来てくれたんですけど、テンパってて。外国の方なんで、何を言ってるか分からないんですけど、“早く行け”みたいな感じだったんで、すぐに着替えて行きました」と明かした。

 「それもいい思い出?」と聞かれ、「そうですね、はい」と返答。「ダルビッシュさんが先頭に立ってくれて、選手間で和気あいあいといいチームに作り上げてくれた。本当にいいチームでした」と充実感をにじませていた。

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