侍・栗山監督 WBC決勝で登板させた大谷とのやりとり回想「すごく淡々と簡単に言われるんだけど…」

[ 2023年3月28日 16:38 ]

WBC優勝トロフィーを手に歓喜の栗山監督(中央)ら侍ジャパン
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを3大会ぶり3度目の優勝に導いた栗山英樹監督(61)が、28日放送のフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)のインタビューに答え、21日(日本時間22日)の決勝戦で大谷翔平投手(28)を登板させた心境について明かした。

 米国との決勝では、1点リードの9回に登板。エンゼルスでのチームメートでもあるトラウトを空振り三振に仕留めて試合を決めた。

 エンゼルスでの大リーグ開幕戦が迫る中、栗山監督は「決勝戦を投げる時も、“この後、翔平、大丈夫なの?”っていう」と、体調面を心配したことを明かした。

 大谷は30日(同31日)のアスレチックスとの開幕戦で、投打二刀流として出場することが決まっており、栗山監督は登板を決意するまでのやりとりを回想。「変な心配をするんですよね。そこは親心というか。“大丈夫なのか?21日投げて”って。(大谷は)“24日投げて、開幕行きますから、全然大丈夫ですよ。この間、70球思い切り投げさせてもらったし”みたいな。すごく淡々と簡単に言われるんだけど、“もし体に何かあったら”とか心配なので」。泰然自若な大谷とは対照的に、気が気でなかったことを打ち明けた。

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