ソフトB 6番目の男は板東か高橋礼か 藤本監督「近くなったということ。2人が優先順位を上げた」

[ 2023年3月23日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク5―0阪神 ( 2023年3月22日    鳴尾浜 )

ソフトバンク・板東
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 ソフトバンクの開幕ローテーション6番目の座をめぐる競争が最終局面を迎えようとしている。22日の日本ハム戦前に藤本監督が下手投げと本格派の最終候補2人の名前を挙げて、28日からのウエスタン・リーグ広島3連戦で最終決定を下すことを明かした。

 「高橋礼と板東、2人に絞られてきた。(6戦目登板に)近くなったということ。2人が優先順位を上げた」

 先発候補の10人のうち開幕投手・大関から順に藤井、東浜、石川、和田が内定。開幕2カード目、4月6日のオリックス3戦目のみが空白。板東、高橋礼、有原、ガンケル、武田の5人での争いは21日からのウエスタン・リーグ阪神3連戦に持ち越しとなっていた。

 21日の試合はサブマリンの高橋礼が5回7安打2失点(自責0)とまずまずの投球。この日先発した板東は高橋礼以上の好投で魅せた。初回先頭に安打を許しただけの7回69球1安打6三振零封。23日の同戦は武田、ガンケルが登板予定だが「雨(予報)やから投げられへん」と、次回登板を待たずして両者に絞る決断を下した。

 最終決定は開幕直前となる見込み。「(板東は)完璧に打たれなかったわけじゃないけど良かった。あと1回、2人を2軍戦で投げさせてそこで決めてもいいかな」。ようやく枠が埋まる。(井上 満夫)

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