侍J凱旋「感動ありがとう」朝8時から7時間超待ちのファンも！大フィーバー09年超え出迎え1200人超

＜侍ジャパン帰国＞大勢のファンが声援を受けて帰国する侍ジャパン（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　WBCで3大会ぶり世界一を奪回した日本代表侍ジャパンのメンバーが23日に帰国。成田空港第2ターミナル到着ロビーでは1200人を超えるファンが出迎えた。

　三重県の会社員・増井孝充さん（55）は約2週間、会社を休んで名古屋での壮行試合、大阪での強化試合、東京での1次ラウンドと準々決勝を観戦。準決勝、決勝は都内でテレビ観戦したそうで、この日は朝8時に成田空港に到着し、ナインの帰国を待った。ヤクルト・村上の大ファン。「（サヨナラ打を放った）準決勝の鬼の形相の村上様はしびれました。あの瞬間に勝利を確信しました」と興奮冷めやらない様子。茨城の大学生、下山田真彩さん（20）は巨人・岡本のファン。この日、母と2人で空港に来てから急きょ岡本の決めぜりふ「最高です！」のボードを用意し、待機していた。

　栗山監督を先頭にナインが到着ロビーに姿を見せると、「おめでとう」「ありがとう」の言葉と大きな拍手で祝福と感謝の思いを伝えた。

　2006年の第1回WBC優勝時の出迎えは約1000人、連覇を達成した09年の第2回大会は約1200人、昨年12月のW杯メンバー帰国時は約650人だった。1200人が駆け付けた今回は侍戦士が姿を現す前の15時10分時の数字とあって、09年の大フィーバーを超えるファンの出迎えとなった。