侍J清水コーチ イタリア戦の岡本和“単独スチール”は「僕が横から大嘘教えてしまって…」まさかの謝罪

[ 2023年3月23日 18:20 ]

<侍ジャパン帰国・会見>会見する岡本和 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、09年の第2回大会以来、14年ぶりに世界一に輝いた侍ジャパンが23日、千葉県成田市内のホテルで帰国会見に臨んだ。

 栗山監督、コーチ陣、選手全員がスーツ姿で登壇。栗山監督が「空港の出迎えを見て、物凄くたくさんの方たちに応援してもらっていたんだなと実感しました。選手たちが頑張って勝ちきってくれたこと、本当に多くの日本皆さんの思いというのが力になりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

 栗山監督の次にコーチ陣に「印象に残った場面、出来事」と話が振られると、清水雅治コーチは「2点です」と苦笑いを浮かべた。1点目として「東京プール(1次ラウンドと準々決勝)で岡本和真が走ってアウトになった…。スイマセン、あれは僕が横から大嘘教えてしまって、エンドランと言ったんです。申し訳ありません。すいません」と謝罪。16日に行われた準々決勝イタリア戦の0ー0で迎えた2回に、四球で出塁した岡本和が、1死一塁、打者・源田の場面でまさかの“単独スチール”。盗塁死しベンチで栗山監督も驚いた表情を見せていた“あの事件の犯人は私です”と名乗り出た。この清水コーチの謝罪には張本人である岡本和を始め選手、コーチみんなも思わず笑っていた。

 2点目としては「たっちゃん。あそこまでチームに溶け込むと思っていなくて、実際凄い不安でしたが、彼は引っ張ってくれて、こういう形になったこと感謝しています」とヌートバーが侍ジャパンに溶け込み、不動の1番としてペッパーミルパフォーマンスで日本に勢いと勇気を与えてくれたことは“想定外”だったと素直な思いを語った。

続きを表示

2023年3月23日のニュース