米国・トラウト 9回2死から大谷と対戦で終戦「他の終わり方があったと思う?」

[ 2023年3月23日 04:50 ]

WBC決勝   米国2-3日本 ( 2023年3月21日    マイアミ )

<米国・日本>9回、大谷と対戦し空振するトラウト(撮影・会津 智海)
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 米国はターナーが大会タイ記録の今大会5本塁打目の先制ソロを放ったが、逆転負けで連覇を逃した。

 「僕たちにとってはつらい夜だ。でも、これまでに経験したことのない、最も楽しい10日間だった」と主将のトラウト。9回2死から大谷と対戦し「全ての野球ファンが見たがっていた対戦。最高に楽しんだ。他の終わり方があったと思う?」と話した。3ストライクとも空振りでの三振。ポストシーズン含めたメジャー通算6174打席で、24度しかない屈辱的凡退。「剛速球を投げてきて、最後(のスライダー)はいい球だった。第1Rは彼が勝ったってこと」とWBCでの再戦を希望した。マーク・デローサ監督は「台本があるような展開。結果は逆になってほしかったけど」と悔やんだ。

 スタメン年俸計約290億円のスター軍団が、同約86億円の侍ジャパンに惜敗。指揮官は、大会の盛り上がりについては「WBCは本物。今夜は野球界の勝利だ」と評した。

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2023年3月23日のニュース