メッツ・千賀が5回途中2安打2失点と順調調整 WBC決勝はTV観戦「行ったら怒られちゃうから…」

[ 2023年3月23日 07:25 ]

メッツ・千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が22日(日本時間23日)のアストロズ戦でオープン戦3度目の先発登板。5回途中まで投げ、2安打2失点、3四球3奪三振だった。球数は58球で、ストライクが32球。球種の内訳は直球36球、スイーパー(スライダー)13球、カッター8球、フォーク1球だった。

 初回は2番デービッド・ヘンズリーをこの日の最速98・7マイル(約158・8キロ)の外角直球で見逃し三振に打ち取るなど、3者凡退、2回は4番ヤイネル・ディアスを82・6マイル(約132.9キロ)のスイーパーで空振り三振、7番グラエ・ケッシンジャーを96・4マイル(約155・1キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。

 3回は四球と単打で1死一、二塁のピンチを迎えたが、ヘンズリーを低目への83・1マイル(約133・7キロ)のスイーパーで三ゴロ併殺打に仕留めた。4回は3者凡退だったが、5回に制球を乱し、6、7番にフルカウントから投げたカッターが外れ、連続四球。無死一、二塁となったところでマウンドを降りた。リリーフ投手が打たれたために千賀に2失点が付いている。

 登板後、地元記者にWBC決勝戦について聞かれ「GREAT!」と英語で即答。球場に見に行かなかったのかと聞かれると、「行ったらバック(ショーウォルター監督)に怒られちゃうから、行かなかった」と苦笑い。大谷翔平とマイク・トラウトの対戦については「最後、3人で行ったら回ってくるのは分かっていたので、ドラマのような展開だなと思って見ていました」と話した。

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2023年3月23日のニュース