侍J優勝報告　岸田首相「リアルで見ることが…」に笑い　栗山監督「総理からもほめてあげて欲しい」

岸田首相（前列中央左）らと面会し、「ペッパーグラインダー」のポーズで記念写真に納まるWBC日本代表の栗山英樹監督（左隣）ら
Photo By 共同

　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で優勝し、23日に帰国した侍ジャパンが首相官邸を訪れ、岸田文雄総理に優勝を報告した。

　侍ジャパンの栗山監督は、「本当に多くの人に応援していただいた。沢山のの人に喜んでもらって本当に良かったな、と思っています。僕も長い間野球界にいますけど、これだけ素晴らしいチームはなかなか見たことがない。是非、総理からもほめてあげて欲しいと思います」とあいさつ。

　岸田総理は「日本全国に大変な勇気、元気を与えていただいたこと、心から感謝を申し上げたいと思います」と語り、「私はですね、決勝戦と準決勝、その2つだけはですね、ウクライナというところに行ってたもので、残念ながらリアルでは見ることができませんでした」とと語ると笑いも起こったが、「個人の力とチームの力、この二つが合わさったからこそ、これだけの大偉業を成し遂げ。日本全国に勇気、元気をを与えていただいたこと、心から感謝を申し上げたいと思います」と称えた。

　また、岸田首相は10日に東京ドームで行われた1次ラウンドの韓国戦では始球式も行っており「いい思い出を与えていただいたことに感謝します」と語り、侍ジャパンに浸透したヌートバーのパフォーマンス「ペッパーミル」のポーズで写真に納まった。