初出場の彦根総合　無念の零敗で初戦敗退　宮崎監督「もう一度甲子園に来て、絶対に点を取らないと」

第95回選抜高校野球大会第5日・2回戦   彦根総合0―2光 （ 2023年3月22日    甲子園 ）

＜彦根総合・光＞初戦敗退を喫し、甲子園を引き上げる彦根総合・宮崎監督（右）（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　春夏通じて初出場の彦根総合は、零敗で初戦敗退となった。3安打11奪三振と突破口を見いだせず、宮崎裕也監督は「無得点で帰るのは甲子園に出ていないと一緒ですから」と悔しさをあらわにした。

　三振や凡飛による凡退が続き、内野ゴロは7度のみ。5回から2イニング連続で得点圏に走者を進めながら先制機を逸し、「選手は甲子園の雰囲気にのまれたのかな。最後まで修正できなかった僕の責任です」とナインの緊張が解けないまま敗れた。

　指揮官は北大津（滋賀）を春夏計6度甲子園に導いた知将で、20年4月から同校を指揮する。北大津で甲子園に初出場した04年夏もダルビッシュ擁する東北に零敗。「これを励みにしたい。もう一度甲子園に来て、絶対に点を取らないといけないと思った」と夏の聖地帰還を心に誓った。