内川聖一 WBC決勝でポイントとなった場面「ホームランが凄くクローズアップされますけど」

[ 2023年3月23日 11:53 ]

内川聖一氏
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 昨季限りでNPBを引退し、現在は九州アジアリーグ・大分でプレーする内川聖一(40)が23日、日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。21日(日本時間22日)に米国マイアミの「ローンデポ・パーク」行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦で、侍ジャパンが米国を3―2で下し、09年第2回大会以来、3大会ぶりの世界一となったことについて言及した。

 投打がガッチリとかみ合った。2回、先発の今永がターナーに先制弾を許したが、直後に村上が右翼席に今大会1号となる特大の同点弾。なおも1死満塁からヌートバーの内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。4回無死からは、岡本が左中間に貴重な追加点となるソロ本塁打を放った。投手陣は先発・今永から確実なリレーでつなぎ、3-1の8回から6番手で登板したダルビッシュはシュワバーに本塁打を許したが、リードを保ったまま最終回を大谷に託した。最後は日本が誇る投打二刀流の「世界最高選手」が締めくくった。

 内川は、ヌートバーの内野ゴロの間に勝ち越しに成功した場面がポイントだったという。「ヌートバー選手の時にアメリカもピッチャーを変えて左バッターを抑えるためのピッチャーが出てきてるんですよ。ヌートバー選手はツーストライク、ノーボールと追い込まれたんですけど、それでもインコースの厳しいボールをバットに当てて、ファーストゴロを打ったんですよね。ここで1点取れたことが凄く大きかった」と解説。「ホームランが凄くクローズアップされますけど、こういうヒットではない得点っていうのが最終的に大きかったと僕は思いますね」と語った。

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2023年3月23日のニュース