村上宗隆 機上から「誠也さん栗林さんやったよー」 実感した「誰かのために頑張ることの大切さ」

[ 2023年3月23日 08:09 ]

WBC決勝   日本3-2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

世界一に輝き、シャンパンファイトで喜ぶ侍ジャパンの大谷(左)と村上

 侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪回した。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3-2で米国を下し、09年の第2回大会以来、3大会ぶりに世界一の頂点に立った。

 村上宗隆は23日に自身のインスタグラムを更新。マイアミからの帰国便機上から投稿したと見られ、「本当にたくさんの応援ありがとうございました」「まず、今大会なかなか結果を出すことができずすごく悔しい思いをしました。それにもかかわらず僕を信じて起用してくれた栗山監督。僕を応援してくれた世界一のチームメイト、世界一のファンの皆様に感謝しかありません。多少の厳しい声はありましたが、それ以上に励ましの言葉を頂きました。ありがとうございます」と感謝。

 「僕にとってWBCの優勝は小さい頃からの夢でした まずは一つの夢が叶い、そして更に高い目標を設定させてくれてたこの大会に本当に感謝しています」「世界のトッププレイヤーが集まるこの大会が開催されたことに感謝しています。こんなにも濃い1ヶ月を過ごせて幸せです!!!!!!まだまだ沢山思うことはありますが、とにかく今は皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!」と感無量の心境をつづった。

 「最後は栗山監督を世界一の監督にしたい、このチームを世界一のチームにしたいその想いだけでした、誰かのために頑張ること、その大切さをより一層感じることができました。本当にありがとうございました!」とし、「誠也さん栗林さんやったよー」と離脱した鈴木誠也(カブス)、栗林良吏(広島)に呼びかけた。

 表彰式で、村上は左脇腹を負傷して出場を辞退した鈴木誠也のユニホームを持って金メダルを受け取った。自らの金メダルを鈴木のユニホームにかけ、記念撮影に臨んだ。
 

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月23日のニュース