【侍ジャパン】壮行試合2戦無安打の村上宗隆「8割ぐらい」「良い形になってきてる」宮崎合宿の心残りは…

＜侍ジャパン宮崎合宿＞フリー打撃する村上（右は山川）（撮影・岡田　丈靖）
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　3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿は27日、最終日を迎え、4番として期待される村上宗隆選手（ヤクルト）は充実した表情でこの期間を振り返った。

　合宿初日から連日、居残りで打撃練習に取り組むなど、人一倍バットを振り込んだ村上。「外で打ったり動いたりしてみて、感じたところを個人練習の時間がすごく多いので、そういった意味で取り組んでました。ケガがなかったのが1番の収穫」と振り返った。

　25、26日のソフトバンクとの壮行試合は計7打席に立ち、快音こそ響かなかったものの3四球と4番の存在感を示した。現在の状態について「8割ぐらいです」とし「まだ（WBC開幕まで）試合があと4試合あると思いますし、その中で課題が出てくると思いますけど、今の段階ではある程度、打撃練習で良い形になってきてる」と手応えを口にした。

　合宿序盤に「地鶏とマンゴーが食べたいです」と地元、宮崎の名物に興味津々だったが、「地鶏しか食べてないです。マンゴーは多分、季節じゃないのか分からないですけど、あまりなかったです」と少しだけションボリ。

　それでもあと10日に迫ったWBC開幕へ向けて「1人1人が力を発揮すれば必ず勝てると思いますし、その準備は皆さんしてるので、どういう結果になろうと僕らは試合のために1日1日準備してますし、その思いだけを持ってチーム一丸となって戦えば必ず良い結果が出ると思うので、準備を怠らずチーム一丸となってやれば世界一になれるかなと思います」と意気込んだ。