中日ドラ1・仲地が上々の1軍デビュー　2回無失点　立浪監督評価「当然ローテ狙える」

オープン戦   中日4－8広島 （ 2023年2月26日    北谷 ）

＜中・広＞先発し2回無失点と好投した仲地（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　上々の1軍デビューだ。中日のドラフト1位・仲地（沖縄大）が26日の広島戦でオープン戦初登板初先発し、2回無失点だった。

　「少し緊張したけど、点を取られないようにと考えていました」

　新人離れしたクレバーさだ。初回3者凡退。2回1死で中堅・岡林がデビッドソンの飛球を見失い中越え二塁打されても坂倉を三ゴロ、韮沢を一ゴロ。フォークのような軌道のツーシームを軸に1安打に封じ、立浪監督も「ピンチを招いた後にゼロで抑えたのはよかった。当然ローテを狙える」と評価した。

　開幕ローテは小笠原、大野雄、柳、涌井が有力。侍ジャパンの高橋宏は調整次第で流動的だが、松葉、福谷らと競う。ドラフト1位新人が開幕ローテ入りなら球団では98年川上憲伸以来25年ぶり。仲地は「次もいろんな球種を使ってやっていけたら」と力を込めた。