プロ注目右腕の立命大・谷脇“新球”で進化「スライダー以外も」代表合宿経験して変化あり

[ 2023年2月27日 07:00 ]

ボールを手に笑顔を見せる立命大・谷脇(撮影・後藤 大輝)
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 最速151キロ右腕で今秋ドラフト候補に挙がる立命大・谷脇弘起(3年)が、新球習得に力を入れている。

 「変化球はスライダーがあるので、フォークなどの他の球種を覚えることにも力を入れています。それをこれからの実戦で試していきたいと思います」

 昨年12月に侍ジャパン大学代表候補合宿に参加し、「制球も球速も全てにおいてまだまだだと感じた。だからこそ、この冬はいろんなことを考え、取り組んでいます」と意識が変わった。そこで今冬は、勝負球のスライダーに加えて、カウントを整えられる変化球の習得を目指してきた。

 昨春は、新リーグ発足後初となる最下位。「春の目標はリーグ優勝。それをかなえて、全国制覇を目指したい」と復権へと導く決意を示した。

 ◇谷脇 弘起(たにわき・こうき)2001年(平13)11月25日生まれ、和歌山市出身の21歳。小学2年から宮セネタースで野球を始めて三塁手。中学では和歌山ビクトリーズに所属し、2年に投手に転向した。那賀では1年夏に背番号20でベンチ入り。2年秋からエースとなり、3年夏は県大会準優勝。立命大では、2年春からリーグ戦に登板し通算2勝。50メートル走6秒5、遠投110メートル。1メートル85、86キロ。右投げ左打ち。

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2023年2月27日のニュース