鳥谷敬氏　WBCで最も衝撃を受けた選手とは…13年大会で対戦「塁上から初めてプレッシャーを感じた」

鳥谷敬氏
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　阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏（41）が26日深夜放送のテレビ朝日「WBCバイブル～世界の野球を楽しむ方程式～」（日曜深夜0・25）に出演。自身が出場した13年の第3回WBCで“最も危険だと思った捕手”を明かした。

　鳥谷氏はWBCで最も衝撃を受けた選手を聞かれ「プエルトリコのモリーナ選手」と回答。メジャーリーグでゴールドグラブ賞9回、ワールドシリーズ制覇2回と輝かしい経歴を持つカージナルスの名捕手ヤディエル・モリーナの名を挙げた。

　日本はプエルトリコとは準決勝で激突。捕手としての巧みなリードとリーダーシップを発揮され、日本打線は1点に封じられ1―3と敗れることになった。そんなモリーナについて鳥谷氏は「結構外国人の捕手は雑なイメージがあるですけど、自分がランナーに出てピ投手よりも捕手を警戒してリードするとか考えなければいけないって初めての経験だった」と告白。

　続けて「これくらい第2リードとったらもしかしたら捕手から（送球が）来るかもしれないとか、何かこっち見てる気がするとか（今まで）塁上で捕手を意識したことはなかった。盗塁するわけでもないのに、ランナーにプレッシャーをかけてくる捕手とは初めて会いましたね。これがメジャーで長いこと活躍してる選手なのかと」と当時驚いたことを振り返った。

　そのモリーナは昨季限りで現役を引退。カージナルス一筋19年という実績を残し、今度はプエルトリコ代表監督に就任。3月の第5回WBCでは日本と“再戦”する可能性もある。