「王貞治さんから学んでいる」オープン戦初戦で長打2本のレッドソックスのダルベック

[ 2023年2月27日 10:03 ]

ソフトバンク・王貞治球団会長
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 レッドソックスのボビー・ダルベック内野手(27)は25日、オープン戦初戦のブレーブス戦で右方向に二塁打と本塁打をかっ飛ばしたが、通算868本塁打のレジェンド王貞治さんについて研究した成果だと説明している。26日(日本時間27日)大リーグ公式サイトが報じた。「もともと全方向に大きな打球を打てるのは自分の強みだったけど、ここ数年はそれができていなかった。そこでオフの間にスイングのメカニック改良に取り組んだ」と明かす。どうすれば力まずに、より滑らかなスイングにできるかに焦点を絞った。その上で「王貞治さんについてたくさん研究した。彼の本を読み、考えを試した。彼の言葉の中から、自分に役立つものを見つけた」と打ち明ける。16年ドラフト4巡指名のダルベックは20年にメジャー昇格。パワフルな打撃から正一塁手に期待されてきた。しかし成績は安定せず、昨季は打率・215、12本塁打、39打点で控えに回っていた。このキャンプでは打撃内容が向上、アレックス・コーラ監督も「ボールをよく見て反対方向に大きな当たりを打っている。良い徴候だ」と褒めている。

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