阪神・ミエちゃん　課題の変化球打った　オープン戦初打席初安打初打点　迫力の走塁も見せた

オープン戦   阪神6－8日本ハム （ 2023年2月26日    名護 ）

＜日・神＞初回、ミエセスは左前適時打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　阪神新助っ人のミエセスが課題の変化球を打った。初回2死三塁で、追い込まれてから外へ沈むボールをうまく拾って左前へ。来日した外国人が苦しむ外角への変化球をさばき、オープン戦初打席初安打初打点をマークした。

　「今は、自分がどういう形で打っているかも大事だが、相手がどんなピッチングをして、どんなタイミングで投げてくるかを知ることが大事なので、それを勉強している段階」

　結果に一喜一憂しなかったドミニカ共和国生まれ。この日は、1メートル85、120キロの巨漢であっても走塁に対応できるところを見せた。初回は井上の中前打で一塁から三塁へ。「試合なので、積極的に」。迫力ある走塁に、観衆から拍手が起きた。キャラクターは虎党に浸透。誘い球が多い日本の配球に適応して打ちまくれば、ファンはもっと増える。