【侍ジャパン】栗山監督 岡本和真の献身「ありがたい。胸に刺さっている」 感心した「準備」とは

[ 2023年2月21日 18:54 ]

<侍ジャパン宮崎合宿>サードとレフトでノックを受けた岡本和(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が21日、サンマリンスタジアムで行われた。栗山英樹監督(61)は練習後、取材に応じ、岡本和真内野手(26=巨人)が本職ではない左翼守備に備える姿勢を絶賛した。

 岡本は、ペナントレースでは2019年8月9日・ヤクルト戦を最後に左翼守備についていないが、代表では打撃練習後などに左翼を守った。

 指揮官は「俺は最初に言っていないんだけど、もともと実はキャンプに入る前の自主トレの時からいろんな幅を広げるために、(外野)3人がケガしたらどうなるのかシュミレーションをしている中で、コーチにはなんとなく伝えてくれないかなという話をした時に、もう電話する前から外野を守ってくれてたよ、和真は。もう外野手用のグラブを用意してくれて」と自ら想定して準備をしていたと明かした。

 「そういうところが大事で、やらされる選手ではもうないので、自分がやるぞって思っていないとケガするし、うまくいかないので。元々、和真は最初レギュラー取った時は外野だよね?レフト?そうそう、そういうのもあるし。だから無理はさせないけれど、できることはできるし。自分でそうやって準備してくれている。そういう姿はこちらの胸に刺さっているし、ありがたいと思う。今日でも外野に言って和真に逆に、一生懸命にやろうとするから“無理しないで、ケガしないように、出切る範囲でやってね”ってお願いもするし」と献身に感謝していた。

 岡本は「今日はレフトに入ってとのことだったので、レフトに入りましたけど、またすぐファースト入れとなるかもしれないですし、サードになるかもしれないので、しっかりと準備だけはしたいなと思います」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月21日のニュース