【侍ジャパン】村上 ダルと対戦に感激「テレビの人と対戦してる…幸せ」 バックスクリーン弾&流し打ち

[ 2023年2月21日 15:44 ]

<侍ジャパン宮崎合宿>ライブBPでダルビッシュ(左)からバックスクリーン弾を放つ村上(撮影・平嶋 理子)
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が21日、サンマリンスタジアムで行われ、村上宗隆(ヤクルト)が実戦形式の打撃練習「ライブBP」でダルビッシュ有投手(パドレス)と対戦。“2安打”をマークした。

 打者から立候補が殺到する中、最初に打席に立った村上。4球目をバックスクリーンへ放り込み、場内からはどよめきと拍手が起きた。大城、近藤、岡本、牧との対戦が終わると、吉井コーチから「村上もう1回!」との掛け声がかかった。レガースを外し、ゲージの裏に回って“見学”していた村上は慌てて準備。打席に入ると、2球目の変化球を見事に左前へ流し打った。ダルビッシュは「おおー」と声を挙げて拍手し、登板後「打った瞬間行ったかなと思ったので…でも、まあこんなところで公開処刑されて…悲しいです」と苦笑。「ツーシームをインコースから入れようとしたんですけど…高めに吹き上がって。でも、あの球を、そんなに簡単にはメジャーのバッターでも打てないので。それを一発でファっと打ったのでびっくりした」と絶賛した。

 練習後、取材に応じた村上は「テレビで見てた人。まさか自分が打席に立てると思っていなかった。本当に打席に立ってみて、テレビの人と対戦しているというか…幸せを感じながら打席に立ってました」とダルビッシュとの対戦に感激。強烈な一発は「風も良いふうに、吹いてたんで風に乗って入ってくれた。球も力強くて。すごい良い球だった。打てて良かった。思い出になりました。たぶん真ん中高めのツーシームかストレートか速い系の球でした」と振り返った。

 ダルビッシュの「公開処刑」コメントに、「言われました、僕も」と苦笑。「公開処刑すんなよって言われましたけど、もう必死にいったんで…」と語った。

 YouTubeの侍ジャパン公式チャンネルはライブBPが始まると視聴者が2万人超まで跳ね上がり、注目度の高さを見せた。

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