ソフトB・藤本監督 21日にも開幕投手発表 石川か東浜か、はたまた大関か

[ 2023年2月21日 07:10 ]

ソフトバンク・藤本監督
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 石川か東浜か、はたまた大関か――。結論は、きょうにも出る。ソフトバンク藤本博史監督(59)が20日にオンライン対応。3月31日ロッテ戦(ペイペイドーム)の開幕投手を、21日の紅白戦後にも通達し、発表する意向を示した。

 「コーチと話して3人でほぼ(決まった)というところ。明日、あさってには発表できる。えー!(の驚き)もある。お楽しみ」

 3人の候補でサプライズ枠なのは唯一の左腕・大関だろう。19日の紅白戦で3回5安打2失点も最終3回は3者連続三振と魅せた。一方、21日の紅白戦は“本命”の東浜と石川が先発する。休日だったこの日は実戦初登板に備えて斉藤和巳投手コーチが見守る中、生目の杜運動公園の室内練習場で調整した。

 東浜は11日のシート打撃以来の実戦となるが「シートで良くなかった直球の精度を確認したい」とし、決まれば20年以来の大役については「僕が決めることじゃないし、開幕(投手)のことは考えていない」と冷静。石川は「狙って三振が取れるように。結果に近づく投球を」とし、勝利投手となった21年以来の登板に向け「開幕は自分だけのマウンドじゃない。覚悟と責任を持って向かうところ」と気持ちを高めた。

 斉藤和コーチは「抜けてる投手がいないからこそ、こちら側を悩ませてくれたし、迷っている。実戦後、どのタイミング(で通達)なのかは監督」と明言。史上まれに見る大混戦の結末は、指揮官の判断に委ねられる。

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2023年2月21日のニュース