【虎番アレコレ】練習試合でも和田2軍監督に妥協なし！守乱の遠藤を即交代

＜2軍練習試合　中・神＞6回2死一、二塁、左越えに3点本塁打を放った前川（左）を迎える和田2軍監督（撮影・奥　調）
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　練習試合でも、阪神の和田2軍監督に一切の妥協はない。今春キャンプ初の2軍取材だった中日戦で印象に残る場面があった。

　2回の守備。1死一、三塁からの遊ゴロで併殺を狙った遠藤が二塁へ悪送球し、一塁ファウルゾーンを転々とする間に一塁走者にも生還されて2点を献上した。遠藤は3回1死からの遊ゴロを今度はトンネル。4回から高寺と交代し、ベンチに下げられた。和田監督は「他に試合に出たいやつもいる。普通はあそこでは代わらん」と語気を強めた。

　岡田監督が1軍で掲げる守備重視の方針は当然、2軍にも共通。92年から3年連続でゴールデングラブ賞を獲得した名手の目は厳しかった。　（石崎　祥平）