カブス鈴木誠也キャンプイン「凄くいい入り方ができた」準備万端「今はWBCのことしか頭にない」

[ 2023年2月21日 10:17 ]

<カブスキャンプ>ライブBPで安打性の打球を放つ鈴木(撮影・光山 貴大)
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 カブスの鈴木誠也外野手は20日(日本時間21日)、アリゾナ州メサでメジャー2年目のキャンプインを迎え「キャンプ1日目にしては凄くいい入り方ができた」と笑顔で話した。

 この日はアップ、キャッチボール、守備練習、フリー打撃、ライブB Pとおよそ2時間の練習。フリー打撃では25スイングで3連発を含む8本の柵越えを放ち、最後はバックスクリーン直撃弾で締めた。ライブBPでは昨季先発で4勝を挙げた右腕エイドリアン・サンプソンと招待選手の左腕ブレンドン・リトルと対戦。サンプソンの86マイル(約138キロ)のチェンジアップにバットは折られたものの左前打し、リトルの97マイル(約156キロ)の直球は中前に弾き返し4打数2安打とした。

 1日からキャンプ地入りし自主トレを続けてきた鈴木は「体的な問題は全くない」と準備万端をアピール。頭の中はすでに侍ジャパン一色のようで「今はWBCのことしか頭にない。早くそこに合わせられるようにしっかりやりたい」と思いのほどを口にした。東京五輪では「4番」として侍ジャパンの金メダル獲得に貢献。鈴木は今回のWBCについて「楽しみでしかない。やっぱり凄い選手たちと一緒にできますし、凄い選手たちと対戦できる。凄く楽しみ」と目を輝かせた。鈴木は日本への帰国日については明言を避けたが「なるべく早く帰れるようにしたい」。心はすでに侍ジャパンへと飛んでいるようだった。

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