オリ侍・宇田川 1回無失点で“不安払しょく”「力強い真っすぐ投げられた」 フォークでバット折る場面も

[ 2023年2月14日 12:05 ]

紅白戦 ( 2023年2月14日    宮崎・清武 )

<オリックス紅白戦>5回から登板した宇田川優希(撮影・井垣 忠夫)
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 侍ジャパンにも選出されているオリックスの宇田川優希投手(24)が、14日の紅白戦に登板し、1回を無安打無失点に抑える投球を見せた。

 白組の3番手で5回から登板。先頭の佐野如を遊ゴロにしとめ、続く太田にはフォークでバットを折り、二飛に。さらにドラフト4位の杉沢も外角フォークで空振り三振にしとめるなど、本来の投球に近い内容を見せた。

 宇田川はWBC使用球への適応に苦しみ、キャンプインしてからも模索する日々。小林2軍監督からはWBC球では深く握ることを勧められて指のかかりがよくなり「新しい握りでやっていきたい」などと話していたが、この日は全体的に投球のまとまりを見せ、一歩前進といったところだった。

 宇田川は「甘いコースにいった球もあったが、力強い真っすぐを投げられた。段々良くなっているという実感はあるが、まだまだ。もっと上げられるようにしたい」と話し、「フォークはずっと感覚は変わらず良かったが、真っすぐの良い球が投げられることで、フォークのキレが増してきたので、そこが良かった」と胸をなでおろしていた。

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2023年2月14日のニュース