【オリ・由伸に聞く】2回4K！快発進の紅白戦「カーブも1球良かった。フォークも空振りが取れました」

紅白戦 （ 2023年2月14日    宮崎・清武 ）

＜オリックス紅白戦＞白組先発の山本由伸は1回を終わり森友哉とベンチで話し合う（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスのエースで、侍ジャパンにも選出されている山本由伸投手（24）が、14日の紅白戦に登板。さすが2年連続MVPという投球を見せた。

　山本は白組の先発として登場すると、初回は太田、ドラフト4位・杉沢、新外国人選手・セデーニョから三振を奪う快調な発進ぶり。さらに2回も来田、池田、大里を打ち取り、2回を1安打4三振という貫禄の投球を見せた。

　この日は、西武からFA移籍した森友哉と新コンビを結成。初回の1イニングだけだったが、バッテリーとしての呼吸も問題なく、また、左足をすり足気味に始動する新フォームでの投球でも見事に対応した。

　以下、試合後の山本と一問一答。

　―紅白戦戦を終えて
　「全体的にまとまりのある投球で。抜け球もありましたけど、いい球も多かったので、良かったと思います」

　―テーマは
　「実戦が初めてだったので、球種も一通り投げられましたし。いろんなことが確かめられました」

　―WBC球への対応は
　「多少滑る感覚はありますけど、何とか対応していけるかなと思います」

　―初回、太田に156キロを表示した
　「力強い球が投げられていると感じているので。順調かなと思っています」

　―変化球は
　「カーブも1球良かったですし。フォークも空振りが取れましたし。良かったと思います」

　―あらためて侍ジャパンの合宿へ向けて
　「いよいよ合宿に合流ということで。しっかり自分自身も落ち着いて、いい調整ができるように頑張りたいと思います」

　―WBCから開幕へ向けて
　「代表チームの中で過ごすことで、たくさん得られることもあると思いますし。とにかく試合なので、勝つことに集中してやっていけば、いい結果になると思います」

　―開幕へ
　「いい形で迎えられればと思います」