阪神　新外国人のB・ケラー　フリー打撃で空振り3度奪う　最速は148キロマーク

＜阪神宜野座キャンプ＞打撃投手でマウンドに上がったB・ケラー（撮影・岸　良祐）
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　阪神の沖縄・宜野座キャンプで14日、新外国人のブライアン・ケラー投手（28＝レッドソックス3A）が岩貞、浜地とともに実戦形式のフリー打撃に初登板した。島田、原口、板山を相手に、打者のべ4人に23球を投げ、最速は148キロ。3度空振りを奪うシーンもあった。

　来日初の打者への投球とあって「試合という気持ちで投げたい」と意気込んでいた。岡田監督、平田ヘッド、安藤投手コーチが見守り、審判をつけ、1打席勝負の登板。岡田監督が「音を止めろ」とBGMをストップさせる一幕もあった。

　島田には中前打、原口は左飛、板山は遊ゴロ、島田は四球の内容。ブルペンでの投球練習は2月2日、同9日とわずか2度のみ。岡田監督も「中6やで。シーズンちゃうで。ホンマに」とマイペース調整には、しびれを切らしていたが、実戦段階へ一段階上げて見せた。